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HOME >> 福岡の名物料理 うどんを味わう
 



日本のうどんは、博多から全国へ広まった!?

古くから国際貿易港の役割を果たしてきた博多には、中国や朝鮮からたくさんの文物が渡ってきました。製粉技術もその一つ。1241年に宋から帰国した聖一国師が持ち帰った「水磨様」と呼ばれる粉引きの設計図(現在は京都の東福寺に所蔵)には、水車や歯車を利用して石臼で粉を引く仕組みが記されています。さらに国師が開いた承天寺の境内には、「饂飩蕎麦発祥之地」の碑も。うどん、そば、まんじゅうといった粉食文化がここ福岡から日本全国へと伝わっていきました。

 

中世の人たちが食べたうどんって?

ならば、当時のうどんはどんなものだったの? 「胚芽やふすまを除く技術もなかったので、もそもそした食感だったのでは?」そう語るのは、福岡市麺類商工協同組合の元理事長・土屋輝男さん。自身の経営する製麺工場では、当時のうどん「中世博多うどん」を再現。敷地内に「春月庵」という店も構えています。さっそく食べてみると、やわらかさが特徴の博多のうどんの割りにはモチッとして弾力あり。九州産の小麦粉に胚芽やふすまを加えているせいか、麺も白ではなく茶褐色。いかにも健康によさそう。わずか14席の店内には次から次にお客さんの足が止まりません。

今の博多のうどんは?

時代は変わって現在。福岡の街のあちこちでうどん屋が容易に見つけられるのも、こうした歴史的背景があればこそ。店ごとに麺の柔らかさや形、ダシの味などの違いはありますが、柔らか麺に昆布やいりこ、かつお節などの魚介系のダシが絡まってやさしい味です。より福岡にこだわるなら、具材はごぼう天と丸天がお薦め。安くて早く食べられるうどん。奥深いうどんの世界へようこそ。

 

 

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